公開日 2023年05月17日
更新日 2023年05月31日
この機会に、「下水道」の役割や大切さについて改めて考えてみませんか。
「下水道の日」について
諸外国に比べ、著しく遅れていた日本の下水道の全国的な普及を図るため、下水道を全国にアピールする活動として1961年(昭和36年)から「全国下水道促進デー」として始まりました。2001年(平成13年)から、より親しみのある名称「下水道の日」に変更されました。下水道の大きな役割の一つに、雨水を速やかに流し、街が水浸しにならないようにする「雨水の排除」があります。1年を通じて多くの雨が降るのが8月から10月の台風シーズンです。中でも、9月10日は立春から数えて220日目にあたり、昔から大きな台風が来る日とされていました。台風が多いこの時期が下水道の雨水を流す役割となじみがあることから「9月10日」に決まりました。
下水道の役割について
きれいな街(くらしの環境がよくなります)
きたないドブや水たまりがなくなり、街並みがきれいに整備され、蚊やハエなどの害虫の発生が少なくなります。
美しい自然(川や湖、海の水がよみがえります)
よごれた水は、きれいに処理してから流すので、海や川、湖の水をよごさず、美しい自然が守られます。
安全なまち(大雨が降っても浸水しません)
大雨が降ってもすばやく排水するので、浸水の心配がなくなります。そして、災害から大切な生命や財産を守ります。
水洗トイレが使用できます
清潔で快適な、水洗トイレを使用することができるようになります。家族が安心してトイレを使うことができ、さわやかなくらしになります。
下水道に接続しましょう
下水道が整備された区域には、家庭などからの汚水が排出される「公共ます」を設置しています。下水道を使用するためには、各家庭で排水管を公共ますにつなぐ必要があります。下水道法では、「下水道が整備された区域では、速やかに接続し、くみ取り便所は3年以内に水洗便所に改造しなければならない」と定められています。皆さんが衛生的で快適な生活を送れるよう、そして、未来へ美しい水環境を残せるよう、下水道への接続をお願いします。
関連リンク
下水道はみんなの施設です、正しく使いましょう
何でも流せると思われがちな下水道ですが「処理できないもの」「処理しにくいもの」があります。流入物によっては管の破損や「詰まり」の原因になりかねません。次の点に注意して正しく使いましょう。
- 野菜くずや残飯などは、三角コーナーなどを使い流さないでください
- タオルや紙おむつなど、水に溶けないものを水洗トイレから流さないでください
- 食用油は古紙でふき取るなど、極力流さないでください。
- 火災などの危険が伴うガソリンや灯油、薬品等は絶対流さないでください。
お問い合わせ
- 会津若松市上下水道局 下水道施設課
- 電話番号:0242-23-9507
- ファックス番号:0242-23-8870
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