公開日 2023年05月02日
ゴールデンウィークを控えるこの時期に特に注意してほしい、事故防止のためのポイントをご紹介します。
1 遊戯施設での事故
2 水辺での事故
3 キャンプ等での事故
相談先
1 遊戯施設での事故

遊戯施設では、高く跳んだり、速度が出たり、日常にはない体験ができる一方で、衝突や落下したときの衝撃は大きく、骨折などを負う事故も発生しています。
主な事例
トランポリン
遊戯施設のトランポリンで遊んでいたところ、着地した際に腰部を負傷し、救急搬送。腰椎圧迫骨折。(事故情報データバンク、事故発生:令和4年4月)
エア遊具
小学生の子どもが遊戯施設で空気を入れて膨らませた遊具で飛び跳ねていて、バランスを崩し隙間に足が入ってしまい転倒。大腿骨を骨折。(事故情報データバンク、事故発生:令和5年1月)
ゴーカート
中学生の子どもが遊戯施設のゴーカートに乗り、カーブを曲がり切れずに壁に激突した。腿の裏を切り救急搬送された。事前に服装の注意もなく、時速60kmが出るのにシートベルトもなかった。(事故情報データバンク、事故発生:令和元年5月)
立体迷路
遊園地にて、屋外に設置された木造の立体迷路の3階の床が一部抜け落ち、利用客7名が2階に転落し、2名が骨折等の重傷、4名が打撲等の軽傷を負った。(事故情報データバンク、事故発生:令和3年10月)
気をつけるポイント
出掛ける前の下調べと、遊ぶ際の確認をして、ルールを守って無理せず遊びましょう。
- 遊戯施設のウェブサイト等で安全対策が十分に取られているか、事前に調べておきましょう。利用する施設によっては、服装等にルールがあることもあります。
- 利用する際は施設の対象年齢や、人数制限、注意事項などをよく確認し、危険性を理解した上で、施設のルールを守って遊びましょう。特に幼い子どもの場合は、場面に応じて保護者が付き添いましょう。
- 混雑している場合は、接触・転落事故等の防止のため、無理な利用は控えましょう。
- 遊ぶ人だけでなく、観覧や順番待ちの人も、決められたエリアを守りましょう。
- 不具合や破損など危険な箇所を見つけたら、利用を控え、管理者に連絡しましょう。
- 万が一けがをしてしまった場合は、施設の管理者に事故の発生を知らせ、病院を受診するようにしてください。
2 水辺での事故

水辺のレジャーは、溺水事故への備えが欠かせません。海や川などの水辺での溺水事故は4、5月頃から増え始めます。また、身近にある用水路やため池、プールなどでの事故にも注意が必要です。
主な事例
- 川遊び中に流される
- 釣り中の海中転落
- ウォーターアクティビティ中に漂流
- 用水路で溺水
気をつけるポイント
起こるかもしれない危険を知り、大人も子どももライフジャケットなどの備えを十分にしましょう。
- 立入禁止区域など危険な場所には絶対に近づかず、安全に管理された場所で遊びましょう。
- 水に入るときは子どもから目を離さずに手の届く範囲で見守りましょう。
- 天候不良時や上流で雨が降っているときなど、河川等が増水するおそれが高いときには、川に近づかないようにしましょう。
- 海に入る前に、風の向きや波の高さ、満潮か干潮かをしっかりと確かめておきましょう。
- 河口付近、堤防沿い等の人工物付近、岩場など離岸流(沖に向かって発生する強い流れ)が発生しやすい場所には入水しないでください。
3 キャンプ等での事故

キャンプ等では、火を扱ったり、使い慣れない道具を使用するなど日常とは異なる体験も多く、取り扱いを誤ると重いやけどや中毒事故につながることがあります。
主な事例
- バーベキュー中に引火
- 薪割り中に指を受傷
- ハンモックが破れて転落
- テント内で一酸化炭素中毒
気をつけるポイント
事前の準備と安全対策を念入りにしましょう。また、火の取り扱いに十分注意しましょう。
- 安全管理・整備されているキャンプ場や施設を選び、テントの設営場所、火の取り扱いや道具の使い方等を事前に確認しておきましょう。
- テントの中などの換気が不十分な場所で、たき火やこんろ、ランタンなどを燃焼させると、一酸化炭素中毒に至るおそれがあります。必ず屋外の風通しのよい場所で使用してください。
- バーベキューでは、炭や着火剤、ガスバーナーなどの火の取り扱いには十分に注意しましょう。万が一、やけどをしたら、すぐに水で冷やし、医療機関を受診しましょう。
- 特に強風、大雨、雷など、天候の急変の兆しがあれば、無理に活動を続けないようにしてください。
詳しくはこちらをご覧ください。
消費者庁ホームページ(外部サイト)
事故情報データバンク(外部サイト)
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