歩行型除雪機の事故にご注意を!

公開日 2024年12月24日

 毎年、全国では歩行型除雪機による死傷事故が発生しています。

 

気をつけるポイント~5つのNG行動~

NG行動1:安全機能を無効化する

 デッドマンクラッチ機構のクラッチレバーを固定するなどの安全機能を無効化すると、使用者が転倒したなどした際にじょせつきが停止せず、除雪機にひかれたり、巻き込まれたりするおそれがあります。安全機能を無効化せずに正しく使用するようにしましょう。

事故内容

使用中の除雪機の下敷きになり、死亡した。

 

NG行動2:電源がONのまま離れる

 除雪機のエンジンを掛けたままその場を離れると、こどもが近づいて触れるなどし、思わぬ事故いつながるおそれがあります。一時的にその場を離れる時でも、必ずエンジンを切ってください。

 

NG行動3:人がいるのに離れる

 除雪作業をする際は、周囲に人がいないことを確認しましょう。特に背丈の低いこどもは死角に入りやすいので、十分気を付けてください。また、後進する際は、足元や後方の障害物を事前に確認し、転倒することがないよう気をつけてください。

事故内容

除雪機を使用中、こどもがオーガ(回転部)に巻き込まれ、死亡した。

 

NG行動4:手をつっこんで雪をとる

 エンジンを掛けたまま雪を取り除く作業を行うと、手を負傷するおそれがあります。雪が詰まった場合は、エンジン及び回転部の停止を確認し、直接手で行わず、必ず備え付けの雪かき棒を使用して取り除いてください。

事故内容

除雪機のブロワ(投雪口)に詰まった雪を取り除く際に、左手指を負傷した。

 

NG行動5:屋内で使用する

 作業中の除雪機の排気には一酸化炭素が多く含まれています。一酸化炭素は無色・無臭で、発生に気が付きにくく、また非常に毒性の強い気体です。閉め切った屋内で除雪機のエンジンを掛けたままにすると、短時間で一酸化炭素の濃度が高くなり非常に危険です。除雪機は始動/停止も含め風通しの良い屋外で使用しましょう。

事故内容

物置で除雪機のエンジンを掛けたままにして、一酸化炭素中毒で1名が死亡した。

 

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